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DLC - a-c:H

近年、新世代のコーティングが著しく発展し、商業的に大成功を収めています。アモルファスカーボン(DLC)を主成分とするこれらのコーティングには、高い膜硬度(1500~3200 HV)だけでなく、TiN, TiCN等の従来の硬質膜の摩擦係数よりもはるかに小さい摩擦係数(1/5~1/10)を持つという長所があります。

このような独特な特性の組み合わせは、エンジンパーツ等の技術的改良を促し、新たな可能性を切り拓きました。更に、これらのコーティングは、一般的に生体適合性を有しており、食品との接触や医療用途にも適しています。

一般産業、自動車、その他の用途で使用されている技術構成部品が遭遇する様々な動作条件に応えるために、HEF グループは、すべての摩擦低減要求を満たすことのできる DLC コーティングシリーズを開発しました。

このようにして、HEF グループは、自動車業界における燃費の減少およびCO2 排出の削減を目指した技術の開発に積極的に取り組んでいます。HEFグループが開発したソリューションは、摩擦改善のために既に世界中のエンジンメーカーによって次のシステムに使用されています。

• ロッカーアームシステム
• -カップリングシステム
• トランスミッションシステム

これらのコーティングは、一般的に、Cr、CrN、Si、W、WC- Cなどの材料で構成される下地層の上に水素含有量を制御したアモルファスカーボン層を組み合わせた多層膜構造となります。

下地層の選定は、要求される密着力、摩耗モード、接触のタイプ、動作時の摩擦状態や荷重、ならびにその他、冶金学上の留意すべき複数の要素により決定されます。

従来の PVD コーティング(TiN、CrN、AlTiN 等)や軟質コーティング(固体潤滑剤(二硫化モリブデン)のようなもの)と違い、CERTESS Carbonは高い膜硬度と低摩擦係数といった独特な組み合わせを提供いたします。

HEF グループは、トライボロジーコーティングのメインサプライヤーとして幅広いソリューションをご用意しております。更に、HEF グループは、トライボロジーに関する豊富な専門知識により、プロセスおよび材料を駆使して、、特殊なニーズに対しても適切なコーティングをご提案いたします。HEF グループの DLC コーティングの最も一般的な種類を下記に示します。

CERTESS™ CARBON

コーティング 構造 厚み 硬さ* 処理温度 最大使用温度* 摩擦係数

(乾燥時)*
用途
Certess™DT a-C:H
金属ドープ
一般的に2-4 µm

用途に応じて適応可能
1000-1500Hv 基材により、

150-350°C
350°C 0,20 - 0,25 機械部品の耐凝着摩耗性、

自動車用部品、ドライ潤滑

Composants automobile, lubrification sèche
Certess™DCX Cr,N + a-C:H 一般的に2-4 µm

用途に応じて適応可能
一般的に、2000-2200Hv

適応範囲:1000-2800Hv
基材により、

150-350°C
350°C 0,11 - 0,15 大荷重を受ける接触部における、機械部品の耐アブレッシブ摩耗性

自動車用構成部品の摩擦損失の減少
Certess™DCY Cr + WCC + a-C:H 一般的に2-4 µm

用途に応じて適応可能
一般的に、2000-2200Hv

適応範囲:1000-2800Hv
基材により、

150-350°C
350°C 0,11 - 0,15 大荷重を受ける接触部における、機械部品の耐アブレッシブ摩耗性

自動車用構成部品の摩擦損失の減少
Certess™DCZ CrN + WCC + a-C:H 一般的に2-4 µm

用途に応じて適応可能
一般的に、2000-2200Hv

適応範囲:1000-2800Hv
基材により、

150-350°C
350°C 0,11 - 0,15 大荷重を受ける接触部における、機械部品の耐アブレッシブ摩耗性

自動車用構成部品の摩擦損失の減少